- 戦争は豫 めの準備が重要である。封建制度を敷き地方を諸侯にまかせて、各地の敵を討伐すれば民衆も 豫 ぶ。4爻の一陽に対して君主も大衆も周りを表すその他の爻が陰であるので皆応じてくれる。まるで天と地がそうであるように、皆 順 がって動いてくれるため 一部を誰かに任せるのにもよいのである。春夏秋冬が変わることなく巡るように、その道理に習って聖人も動く。刑罰も清く正しく行い民衆を裏切るようなことをしなければ皆服従してくれる。
- 6爻は小過の極み。3爻と位置的に応じなければならないのにこれに会わずに飛んでこの地を離れようとしている。これ以上の上を望めばもはやそれはこの世ではない。それは災いなのである。
- 君主の位置にあって陰のため積極性に欠けており、民衆が待ちわびている君主の意向が伝わらないでいる。そこで君主は有能な補佐を探すため穴(大坎)の下にいる2爻の賢者への接触を試みる。
- 4爻は陽の爻ではあるが陰の位であり、上卦の不及の位置でもある。そのため剛が過ぎることはなく咎められることがない。もし進んで行動すると1爻の陰の爻が応じてしまい、悪い方向へ進んでしまいかねない。もし連携してうまく行っているように思ってもその関係は一時的で長くはもたない。
- 3爻は陽の位に陽の爻で位は正しいが内卦の上爻で過剛となる。そのため自分を抑えることが難しく突き進んでしまう。本来小過の時なのに剛が過ぎるため、6爻の陰の親玉に殺されかねない状況にある。
- 初爻は飛鳥の翼の先端の位置。(3・4爻を体として5・6爻と1・2爻の陰を羽に見立て飛ぶ鳥とみなしたもの)であり、全体を通して大坎と見る。初爻は位が不正であるが4爻とは応じている。そのため昇進を唆されている。しかし上にはよくせずが小過なので、進んではならず、飛んで行こうとすれば凶なのである。


<16>
らいざんしょうか
雷山小過
小過、貞しきに利い。小さいことは可、大きなことは不可。飛鳥、音の遺り。上によくせず、下によくすれば大吉。
小过:亨。利贞。可小事,不可大事。飞鸟遗之音,不宜上,宜下,大吉。
解説
彖曰:小过,小者过而亨也。过以利贞,与时行也。柔得中,是以小事吉也。刚失位而不中,是以不可大事也。有飞鸟之象焉,“飞鸟遗之音,不宜上,宜下,大吉”,上逆而下顺也。
大象伝:山上に雷があるのが小過。君子はこれをもって行いはへり下り過ぎるほどで、喪には哀しみすぎるほど。質素に過ぎるほどを用いる。
象曰:山上有雷,小过。君子以行过乎恭,丧过乎哀,用过乎俭。
爻辞6:遇わずにこれをやり過ごす。飛鳥この地を離れる。凶。これを災いという。
上六:弗遇过之,飞鸟离之,凶,是谓灾眚。
解説
象伝:<遇わずにこれをやり過ごす。すでに高ぶっているなり。
象曰:“弗遇过之”,已亢也。
5: 密雲雨降らず。西の郊外より行う。公 が鳥の罠を使って穴にある何かを取る。
六五:密云不雨,自我西郊。公弋取彼在穴。
解説
象伝:5爻の密雲雨降らず、すでに上っているなり。
象曰:“密云不雨”,已上也。
爻辞4: 咎めなし。やり過ごさずにこれに遇う。往けば危うい必ず戒める。長い貞正を用いるなかれ。
九四:无咎。弗过遇之,往厉必戒,勿用永贞。
解説
象伝:やり過ごさずにこれに遇う。とは位が当たらないから。往けば危うい必ず戒める。とは終に長ずるべからざるなり。
象曰:“弗过遇之”,位不当也。“往厉必戒”,终不可长也。
爻辞3:やり過ごさずこれを防ぐ。従ってあるいはこれを殺す、凶。
九三:弗过防之,従或戕之,凶。
解説
象伝:従ってあるいはこれを殺す、凶どうなるのか?吝む。
象曰:“従或戕之”,凶如何也?斋
爻辞2: その祖を過ぎ、ひいおばあさんに遭う。その君主に及ばず、その臣下に遭う、咎めなし。
六二:过其祖,遇其妣。不及其君,遇其臣。无咎。
解説
象伝:その君主に及ばず、その臣下に遭う。臣下は過ぎることができないなり。
象曰:“不及其君”,臣不可过也。
爻辞 1:飛鳥もって凶。
初六:飞鸟以凶。
解説
象伝:飛鳥もって凶。どの様にしても不可なり。
象曰:“飞鸟以凶”,不可如何也。
山上の雷、ビルの上の電力施設、飛鳥、脱出、建物から出る。送電施設、大量の水、大量の毒、ヘリポート、空軍基地、空港、駅、バス停、止まっていたものが動き出す。公安、警察、検察の上層部
…etc