- 雷水解の"解"は解放、解散、解消などの"解"とされているが、爻辞のストーリーとしては罪人を解放する話が多い。また卦のこの象は罪人が解き放たれたともとれるが、険難(坎)から動き出して(雷)、難を逃れた様子を表しているようにも解釈できる。陥っている険難から快方への兆しが出てきた場合、卦辞によると、西南の地に移動してじっとしているのが良く、険難の問題がすぎさったのなら、急いで元に戻れば吉となる。というのである。西南とは"坤"の方角でもあるため、一概に地図上の西南を表しているわけではないかもしれないが、下卦の"坎"を"坤"に変えれば"雷地予"となり芽を出す機運も出てくるくるのかもしれない。


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らいすいかい
雷水解
解、南西は利い。往く所なければ、それ復って来れば吉。往く攸あれば夙くして吉。
解:利西南。无所往,其来复吉。有攸往,夙吉。
解説
大象伝:雷雨を作るは解。君子これをもって過ちを赦免し罪を宥くする。
象曰:雷雨作,解。君子以赦过宥罪。
爻辞 6:公は"高い墉の上の隼を射る"に用いる。これを獲るに利ろしからざるなし。
上六:公用射隼于高墉之上,获之无不利。
解説:
象伝:公が隼を射るのに用いる。もって悖る(道理にはずれる者)を解く。
象曰:“公用射隼”,以解悖也。
5: 君子の縄は解かれた、吉。小者に
六五:君子维有解,吉,有孚于小人。
解説
象伝:君子の解かれたは小者を退けるなり。
象曰:君子有解,小人退也。
爻辞4:あなたの拇を解く。朋この孚に至る。
九四:解而拇,朋至斯孚。
解説
象伝:なたの拇を解く。未だ位当たらざるなり。
象曰:“解而拇”,未当位也。
負う、そして乗る。寇を致すに至る。貞しくとも吝がつく。
六三:负且乘,致寇至,贞吝。
解説
象伝:""負う、そして乗る"とはまたみっともないなり。自ら戒めを致すなり。また誰が咎めるのかなり。
象曰:“负且乘”,亦可丑也。自我致戎,又谁咎也
爻辞 2: 狩場にて三匹の狐を獲る。金の矢を得る。貞しくして吉。 貞しくして吉。
六二:田获三狐,得黄矢,贞吉。
解説
象伝:2爻の貞しくして吉は、中道を得たからなり。
象曰:九二贞吉,得中道也。
爻辞 1:咎めなし。
初六:无咎。
解説:
象伝:剛柔の際り、義咎なしなり。
象 曰:刚柔之际,义无咎也。
地上を走る車両、大勢を乗せた乗り物、散弾銃、
…etc