易経の出会い02:出会い再び ( No.1 ) |
- 日時: 2024/10/19 23:06
- 名前: 睡眠不足気味
- 時が立ちそのことをすっかり忘れていた私はとある販売促進に携わる会社のある部門のチーフに就任していました。
その時に気になっていたのが消費者の行動心理についてでした。 話が少し逸れますが一時期”消費者”という言葉がマーケット業界では禁句になって”生活者”というようになったのですが、今では消費者庁なる官公庁もできて、すっかり鳴りを潜めました…あの一時のムーブメントは何だったのでしょう…
話を戻しますとその消費者の心理を学ぼうとしてやはり書店に向かいました。私の中で心理学者でメジャーだったのがユングとフロイトでした。そして書棚を手にしてみたのがユングの本でした。でもその本の中身がなんと易経だったのです。ユングは易経を学んでいたのです。
これって…?見覚えがあるフレーズがいくつかあって、立ち読みでしたが易経のやり方の簡単な解説が載ってたので、ああなるほどそういうことか…と易経の全体像をそこで知ることになりました。 もちろん他にも共時性(シンクロニシティ)についても書かれていたかと思います。
その時の知りたいこととは違ったため、その本は購入しませんでしたが、それが易経との第二の出会いでした。
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易経の出会い03:三度の出会い ( No.2 ) |
- 日時: 2024/10/19 15:11
- 名前: 睡眠不足気味
- そしてまた時が進み、私は経営者側の立場で仕事をするようになりました。
時折、心理学者なのか思想家なのか宗教家なのかよくわかりませんが突如ちまたで話題になることがありますよね。
最近ですとアドラーとか…で、その当時大流行りしたのが”マーフィーの法則”です。一体誰が流行らせているのでしょうか?
“調子の悪い機械を人に見せようとすると、通常通りに動く”とか”集中しているときに限って、電話がかかってくる”とか今でもうなずけるフレーズが話題になっていました。 この法則はきっと経営の足しになるだろうと思ってやはり書店へ出向いてマーフィーに関する本を手にしたのです。
ところがまたまたその本の中身が易経だったのです。 改めて背表紙をみたら “マーフィー 易と成功法則”と書いてありました。 完全に”易”の一文字は見過ごしていました。
これが易経との第三の出会いです。 「もう分かった。そんなに易経を読めというなら改めて読んでやる!」 そう思って最初に買った”易経の知識”の本を再び開くこととなりました。
もうその頃にはインターネットも普及していましたし、いろいろなサイトで紹介されていたため、易経に関するやり方やら見方など理解を随分と深めることができました。
とは言っても内容については半信半疑でした…いや十分の一信 十分の九疑ぐらいでした。いやいやもっとかな?
もちろんそう思ったのも私がまだ易経の世界に足を踏み入れたのはほんの一歩程度に過ぎなかったからだったのです。
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易経の出会い04:やっぱり易経は当たらない ( No.3 ) |
- 日時: 2024/10/19 15:33
- 名前: 睡眠不足気味
- 前回までの易経との出会いの中で、易経は”卦を立ててそれに該当するページを読む”というお話をしました。
しかし、実占してみると卦とそのページの言っていることが全くマッチしなかったりします。いいえむしろ。そういうことの方が多かったりします。 要はおみくじを引いて結果を出す…;みたいな通り一辺倒のやり方では易経は機能しないのです。
最初のうちは自分の明日の運勢みたいなことで卦を立ててみたりして、それはそれで良かったのかもしれませんが、そのうちあれこれ卦を立ててみたくなりますし、そうなってくると得た卦とそれに該当するページの言葉がどうにもこうにも釈然としなくなってきます。
そこで易経にまつわる周辺の情報をいろいろ集めるようになって、加藤大学氏の本や真勢中州氏にまつわる本などを読みあさって、卦の読み方にはいろんな方法があることを知りました。
そしてその本の中で射覆(せきふ)という易者同士の"当て物遊び"というのがあることを知ったのです。
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易経の出会い05:射覆(せきふ)をしてみたい ( No.4 ) |
- 日時: 2024/10/19 23:18
- 名前: 睡眠不足気味
- 射覆(せきふ)の話の前に、かねがね私は易経は天気予報に似ていると思っていました。
立てた卦はまさしく天気図のようであり、それを見て占的の答えを導き出すのは予報士が行う読み取りに似ているように思っていたのです。
それだけではなく、卦なり図なり同じものを見ても導き出す答えは易者ごと、予報士ごとに違ってくるのではないだろうかと。 もっとも目的もプロセスも全く違うので適切な表現ではないかもしれないけど。
ただ両方に言えることは卦にしても図にしても正しいものが描けなければならないだろうし、さらにその上で正しい読み取りスキルが求められるのは同じだと思う。
そんなことを考えていながらニュース番組を見ていたら、来週のニュースで卦を立ててみるのはどうだろうと思い立ったのです。
そう思って色々探し回ったのですが、占いを趣味でやっている人のコミュニティはなかなか見つけることができませんでした。
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易経の出会い06:占いのコミュニティを探す ( No.5 ) |
- 日時: 2024/10/19 15:51
- 名前: 睡眠不足気味
- 以前のコミュニティは今のようなSNSという概念はなくBBSと呼ばれる掲示板形式が一般的でした。
そしてその運営のほとんどはYahooとかExciteとかgoo など大手ポータルサイトが行っていました。多分今でもやってるのではないでしょうか。
”占います”というスレッドはよく見かけますが占いで当て物をするという場所は結局見つけられませんでした。
それもそうですよね、占いが本職の人でしたらこんなにリスキーなことはないですから。 私は占いを生業にしているわけでもありませんし、外れても別にどうってことはありません。でも占い師となるとそうはいきませんからね。
仕方がないので勧誘的なサイトではなく趣味的なサイトを探していたら、当時あったLycosというポータルサイトのBBSに易経に関するスレッドが立っていたのを見つけたのです。そこでいろいろ教えてもらうことになりました。
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易経の出会い07:BBS活動 ( No.6 ) |
- 日時: 2024/10/19 23:21
- 名前: 睡眠不足気味
- その掲示板は名前を仮に”Mおばあさん”とします。その彼女が運営していました。
いろいろ教えてもらっているうちに私は勝手に来週のニュースを予想して出た卦をあげてその考察をしてもらったりしていました。
するとある日相撲の決勝で貴乃花と武蔵丸の試合が行われることになってそれを占ってみようとなったのです。
私が立てた卦が何だったのかは忘れましたが、いつもはあまり立筮しない”Mおばあさん”が出したのは”水山蹇(すいざんけん)”の上六でした。
貴乃花びいきの”Mおばあさん”は卦の言葉に”吉”とあったので、貴乃花が勝つだろうと言っていましたが、私は別の理由で貴乃花が勝つと思っていました。
それは爻の象伝の言葉に”貴に従うなり”というフレーズがあったからです。 結果は予想のとおりでしたが、その時から射覆(せきふ)の面白さにすっかりはまってしまったのです。
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易経の出会い08:”Mおばあさん”の予想 ( No.7 ) |
- 日時: 2024/10/19 23:27
- 名前: 睡眠不足気味
- その後も色々ニュースの射覆をBBSでやらせていただいていたのですが、ある日私は地沢臨の4爻変、雷沢帰妹に之くという卦を出しました。
私は雷沢帰妹が順序を守らず若い娘が”婚媾”しようとする卦なので、有名人が押しかけ女房的な若い女性から結婚をせまられるか、ハニトラみたいな事件が起こるか…ぐらいに予想していたのですが、”Mおばあさん”は「雷沢帰妹とはいやだねぇ…おおきな犠牲が出なきゃいいけどねぇ」と言ったのです。
その時私は雷沢帰妹がそんなにデンジャラスな卦だとは思ってもいませんでした。(どこにも書いてなかったし)
そしてその翌週、”Mおばあさん”が言ったとおり衝撃の出来事がおこってしまったのです。
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易経の出会い09:衝撃の結果とは ( No.8 ) |
- 日時: 2024/10/19 17:05
- 名前: 睡眠不足気味
- その結果とは911の同時多発テロ事件です。
私は改めて地沢臨を検証してみました。 するとさらにあることに気が付いたのです。 地沢臨の卦を算木で表すと下のようになります。 ↓ ■□■ ■□■ ■□■● ■□■ ■■■ ■■■
そして4爻が変化するとこうなります。 ↓ ■□■ ■□■ ■■■ ■□■ ■■■ ■■■
お気づきになられましたでしょうか? 地沢臨の算木の形はツインタワーそのもので4爻が変化すると上卦は雷となり、飛行機が突き刺さってる様子になっているのがわかります。
私は出来すぎたこの結果に怖くなってその後しばらくは易経に近づくことができなくなってしまいました。
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